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第一回

上條将美さん

もともと長くビューのウェットスーツを使っていましたが、ブランド側の事情でサポートが終了し、次に着るウェットを探していたときに出会ったのが ZERO WETSUITS です。
最初の出会いはウェットではなく、山田太一くんに貸してもらった“ゼロのブーツ”。履いた瞬間に、「柔らかいのにしっかりしている」という印象が強く残りました。そこからゼロの製品に興味を持ち、実際にウェットを着るようになりました。

 

現在着用しているのは 3mm Spring Roll
まず感じたのは、生地の柔らかさと動きやすさです。柔らかい素材はサーフィンにおいて大きなメリットですが、一般的には耐久性とトレードオフになりがちです。ところが、ゼロのウェットはその弱点を感じません。縫製、パネルの配置、カッティングが非常によく考えられているので、負担のかかる脇や肩まわりがまったく破れません。

実際、以前は毎年どこか修理に出していましたが、ゼロは2〜3年ノーメンテナンスで余裕。その違いを体で実感しています。

 

特に気に入っているポイントは、胸と肩の設計。
パドリング時のストレスがなく、自然体のまま腕が動きます。これは、作り手である川南さんが実際に海に入り、サーフィンを理解しているからこそ生まれる構造だと感じています。細部にまでこだわりがあり、袖口や足首の二重構造など、一般のウェットにはない工夫が詰まっています。

言い方が正しいかわかりませんが、ゼロのウェットスーツには、“職人の哲学”と“サーファーの実体験”が同時に存在していると思っています。

「柔らかいのに壊れない」
それが、僕がゼロを選び続ける理由です。

── 上條 将美 / Zero Wetsuits Rider

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