業界再編成
- zerowetsuits
- 5月14日
- 読了時間: 1分
文:川南 正
昔は、日本のウェットスーツ用のネオプレーゴムメーカーは4社あったはずだ。しかし、現在、ぼくの知る限りでは2社、もしくは2,5社に減ってしまったようだ。ゼロ・ウェットスーツではその2社のゴムを選んで使用している。
ところが、このあいだ、その中の1社から連絡が入り、ウェットスーツ用の生地の販売を年内で止めるとのこと。その会社は、大正8年創業の日本でいちばん古く、ゼロ・ウェットスーツにとっても大事なメーカーが販売を止めるという重大ニュースだ。
聞いてみると、スポンジの生産は続けるらしいが、直接の販売はなくなり、会社自体も別会社に権利を譲渡されてしまっている(2025年4月現在)。
トランプ・ショック以前の数年前から異変ははじまっていた。昔、ぼくが関与していたことがある「RASH」も他業種の会社に売却されたり、サーフィン業界も時の流れには逆らえそうもない。
これからも、興味深い話が聞かれそうな昨今だ。

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